「わかりあわなくても救いになる」ことを描けている点が素晴らしい。
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「わかりあわなくても救いになる」ことを描けている点が素晴らしい。
若い支持が圧倒的。3回生以下しか入れてない。
もっと素直に若木民喜の描く女の子の可愛いエピソードが読みたい。(くまぞーの若木タミキの変換ミスメモ)
抵抗できない死と相対した人間たちが、どのように反応し、どのように変わるのか。責任を追及出来る犯人も、救いを与える神も存在しないなかで、追い詰められる人々の、それでも抗う姿。ペストという火種となる題材はキャッチーながら、普遍的な部分まで真摯に取り組んでいる。
デビュー時と比べると、抽象度や風刺らしさが減って、日常的な視点が増えた気がする。楽園の短ページ連載のお陰で、小ネタをお話にするのが上手くなったのかも。
崖際から落ちそうになってる表紙演出カッコイイ。登場人物たちの視野の狭さと作家の冷静さが、よくある家庭の問題や性徴の物語をホラー的に、或いはギャグ的に読ませていて面白い。
無限の命を持つ子どもと、有限の生物たちの性や命の輝き、という壮大なテーマのギャップが面白い。作者なりの人間讃歌なのだろうと期待してる。
鬱屈した挫折なしに、卓越した才能とそれを発揮する爽快さだけで一冊のストーリーを作ってる所はすごい。