『かわいい同盟』って、「ファイト・クラブ」の対義語すぎる。
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俺は最初、終末ものの一種なのかなと思った。ただそれにしては事物を言葉で説明してきてて、空白のなさが格を下げている。じゃあよく考察されたSFとして読めるかというと、そういうわけでもなくふわふわしている。
この漫画のホモソはちゃんとキモい(だが気持ちいい)ものとして描かれているので、安心してノレるところある。気持ち良くなった先で批判されることがわかるから。構造的には「ファイト・クラブ」なんよな。
ずーっとゆるい空気ではあるんだけど、野生の死生観が根底にあって、それがギャグとして機能していると思う。月子が親父をかみ殺した疑惑は本来重大な問題なのに、「うーん、やってるかも」みたいな流され方で笑った。
サンデーというゆるさの枠組みに入ってはいるが、他作品よりギャグがいい。サンデーのコメディ漫画って、派手にボケて派手にツッコむか、スカシ芸かの両極端しかできないところがある。「ぽとげ」は中間くらいで面白くしてくれている。
俺とみっきーさんで「フジイ」の捉え方が違うわ。俺は「フジイ」類型って、読者の自意識を慰めるために作品に「自分」を見出す消費の仕方に最適な設計がなされていることだと思ってる。読者のパターンとしては、①フジイ没入型=「自分には人に知られていない面白い一面がある」と思いたい人、②フジイ発見型=「フジイのような人間の面白い部分を自分は見いだせている」と思いたい(周囲の登場人物に没入する)人の2つ。
同意。