(あらすじ)—私の宇宙では、地球は2種もの運動をしている。そこでは、太陽は静止し、バラバラだった惑星は連鎖して動き、宇宙は一つの秩序に統合され、常識は覆り、C教は激昂し、“美しさ”と“理屈”が落ち合う。これが私の研究だ。そうだなそれを、『地動説』とでも呼ぼうか。—
C教により異端思想が弾圧されていた中世ヨーロッパ。そこに、命を賭けて真理を追い求めた者たちがいた。天才児、代闘士、孤高の天才修道士、少女、そしてまた一人……。「世界を変える為に、何が必要だと思いますか? 知、です。」「世界を今のままに保持する為に必要なものはなんだと思う? 血、だ。」彼らを阻むべく迫る異端審問官。しかし、「知」のの灯火は「血」では消えない。辿り着くのは希望か、それとも絶望か。
「世界を、動かせ。」
