萌え漫画にしては驚くほどキャラがエロくない
全くフェロモンが漂ってこない
萌え漫画にしては驚くほどキャラがエロくない
全くフェロモンが漂ってこない
留年のことで頭がいっぱいなのでこの作品を読んで救われています
ランキングに入れてるメンツ悲しすぎるだろ……
「無理にまじめに生きなくていいんだよ」なんて歯の浮いた、素面なら絶対素直に受け取れないであろうテーマをさあ、こんな赤子をあやすように優しく諭されちゃさあ、泣いてしまうんだよ。
正統派きらら漫画
スロウスタートあるのによくスタートできたな、厳密には違うけれども
周囲はちゃんとした理由があって留年してるのに自分だけただの怠惰で留年してるの悲し過ぎる
詩季と巴が理想の保護者すぎる。ダメ人間がダメ人間なりに生きる話や、ダメさを自嘲的に描く漫画は数あれど、こんなにダメ人間の扱い方を弁えている漫画は嘗てなかった。
あらすじ
なんにもできない人間、穂波殊。病弱で博愛主義な人格者、広幡詩季。器用で不器用なプロカメラマン、六角巴。お気楽能天気マイペース、阿野楓。かれら仲良し高校留年生(とその予備軍)。今日も彼女らは自分の問題と向き合ったり向き合わなかったり、友人と遊んだり約束をすっぽかしたり、朝寝坊したり友達に起こしてもらったり、真面目に授業受けたり気が乗らないとサボってみたり、周りと自分を比較して落ち込んでみたり、久しく会ってなかった幼馴染に堕落した自分を見られて逃げだしたり、まあまあ愉快に生きています。
女の子しかいないきららワールドだからこそ優しさが身に染みる。主人公が男だったら絶対にギャグ漫画になる。
必修落としてるけど下を見て安心できました!はぁ……
非常に居心地が良い漫画。日常としては理想に近いと思う。繊細な癖に頑張らない。自分を変えたい、自分はだめな子だっていう自虐は、高いハードルを掲げて何もしないための言い訳。自虐を繰り返して主人公内心、自分も気づかない部分でその自虐で気持ちよくなってるんだろうなと思ってる。しかも、そのダメさを保ったままでも十分に生活できるだけの周囲に恵まれた友人と理解者がいる。つまり気持ちよくなりながら快適な介護生活を送っている。これは理想郷です。
と思ってたけど1巻の最後辺りからコトの旧友みたいなのが出てきて、実は今のコトを他人に依存せざるを得ないをクズ人間にしたのはこいつだったみたいなのが出てきて、これはこれで留年ゆるゆる4コマに甘んじず展開させていこうとするのはこれはこれで良い。
堤麻里矢は毒親のメタファー。殊に対して「結局殊ちゃんは何がしたいの?」って詰め寄るシーン怖くて泣いちゃった。
「何が正しいからどうするとか そういう次元じゃないんじゃないかな今のこいつは」
大きな成長物語を設定しにくい日常系4コマにおいて、キャラクターは「精神性がない」か「精神性が成熟しきっている」のどちらかに分類されがちだけど、この漫画はそのテンプレートを逆手に取り「未成熟な精神性」をきららキャラらしい達観したキャラクターたちと対比させながら深く抉り出している。