消滅した地球跡で発見された記憶喪失の青年・バブ。どうして地球は消滅したのか?そしてどうして唯一自分だけが生き残ったのか?バブはロボットのジャンク、絶対生物のホッパーとともに、全てを知るために宇宙を旅する。広い宇宙で待っているのは、胎内の異空間で客をもてなすソリテス星人、黒塗りの高級宇宙船を駆るドゴーク星人、観光に命を懸けるロイクマ星人などなど個性豊かな宇宙人たち。種族保存本能による性欲に苛まれ、星々で女を漁るバブが出会ったのは宇宙ボランティアのカレルレン。「この宇宙ではゼロでないということはそれだけで大きな可能性なの」48億分の1の確率を乗り越え宿った生命が更なるドラマを生むことに――たった6Pのショートストーリーの積み重ねが、気づけば壮大なSF冒険譚に。ショートの名手・道満晴明の最新作。『幼年期の終わり』『21エモン』など様々なパロディにも注目だ。