萩原朔太郎、北原白秋らの、詩人本人ではなく「作品」が擬人化された世界。設定のメタ的な意味合いも、これから解き明かされていく予感のする2巻ラストでした。
萩原朔太郎、北原白秋らの、詩人本人ではなく「作品」が擬人化された世界。設定のメタ的な意味合いも、これから解き明かされていく予感のする2巻ラストでした。
個人的には主人公の朔くんの病み方や妄想の体験が自分の感覚と重なり、感情移入してしまってやばいのですが、そういう読み方をする人はあまりいないみたいでした。美しいものや真理を求めすぎて病んでいる人にはおすすめできる。
文学こじらせた腐女子ならそういう読み方をしても楽しいのではないでしょうか。というか2巻はもうホント狙ってる感ある。
サムくてついていけなかった
ノリが同人誌では?
作者めっちゃ楽しんで書いてそう。
作品の擬人化に対して作者の名前をあてているのに気持ち悪さを感じる。毒にも薬にもならないようなストーリーに名文が混じっても陳腐なものに見えてしまう。でももし擬人化が美少女だったら? ええ、神漫画です。
戦争で国からの有形無形の圧力を受ける中で各作家が何を思ってどんな作品をかいてきたのか、とかワクワクしない?
ワクワクしますよ。2巻では戦時下の詩人や作家の葛藤が出てきてよかったですね。
>毒にも薬にもならないストーリー:漫トロピー全体の風潮に対しての疑問になってしまうのですが、漫画読みさんってストーリーの重厚さをそんなに重視するものなのですか? 詩の世界観を漫画化するのなら、骨組みのしっかりしたストーリーがあったらかえって興ざめすると思うのですが……。名文の狂気を視覚的に、特定の人物の具体的な狂気として見られる、って素敵だと思いますけど。
出てくる奴らが全員気に入らない。
詩から受ける印象でキャラを作るって面白いなあ。朔が病み、苦しみ、そして作品を生み出す瞬間では詩歌作品の狂気的な美しさにハッとさせられますね。
詩歌句街って本当に謎だらけなんだけど、読者が設定だと割り切って流していたところに登場人物が疑問を持ち出した。斜め上からくる感覚でびっくりしたわ。
キャラクターが発狂してるところしか面白くなかった。
主人公の病みぶりに感情移入できる人を羨ましく思う、ものづくりに憧れつつも何も作らないでも生きていける人間です。
本人ではなく詩歌の擬人化というねじれたメタ感覚が心地良い。抱いていたイメージと違うというよくある反発をかなりな部分まで和らげてくれる。……後宮沢賢治が人型じゃなかったのがなぜか嬉しかった。