成績優秀で世渡り上手、飲酒喫煙夜遊び好きなリア充高校生・矢口八虎は、周囲の空気に合わせる日々をどこか空虚に感じていた。ある日、八虎は一枚の絵に心奪われ、初めて美術の授業の課題に真剣に取り組む。早朝の渋谷の「青い世界」が伝わった嬉しさに震え泣き、「その時生まれて初めて人と会話できた気がした」と美術という言語の奥深さを知った八虎。美術部に入部し、右も左も分からぬ素人から2年後の東京藝術大学合格を目指す――藝大現役合格の山口つばさが描くスポ根藝大受験漫画。「デッサンってどうすればいいの? 優れた絵の共通点とは?」意識したことのない美術のノウハウや、美大受験うんちくが満載。好きなことに熱中する力強さに満ちた傑作。