線場のひと のシリーズ情報 ウレピー!

線場のひと

著者

小宮りさ麻吏奈

掲載誌
雑誌名 雑誌掲載情報 出版社
トーチweb
トーチweb

ランキング情報

ランキング 順位 点数 ユーザー
2024年漫トロ個人ランキング 5位 レニ
2024年漫トロ個人ランキング 10位
2024年漫トロ個人ランキング 16位 TOWER
2024年漫トロ個人ランキング 17位 B,O,W,
2024年漫トロ個人ランキング 18位 やまぴ
2024年漫トロ個人ランキング 20位 バレン
2023年漫トロ個人ランキング 17位 ちろきしん
1 : 名前: やまぴ 2024/10/20 (Sunday) 09:50:02

戦争はその性質上「敵」と「味方」の区別を要求するもので、その為の判断基準となるのが国籍だったり、肌の色だったり、血統だったりする。戦争の為に意識づけられ、時には作り出される区別のための恣意的な境界線は、戦争の犠牲に伴う憎しみによって人々の心にも深く根づき、戦後にも残り続ける。その為、戦後の社会は、その境界線を撹乱する立場とされる「線上」の人々に、時には「お前はどちら側なんだ?」という選択を暴力的に迫り、時には「お前は向こう側の人間だ」という冷酷な突き放しを見せる。彼ら「線上」の人にとっては、戦争が終わった平和な日々は存在せず、常に「戦場」としての過酷な日常を生きることを強いられている。みたいなのがタイトルに込められた意味なんですかね。

2 : 名前: やまぴ 2024/10/20 (Sunday) 10:02:36

今まで見過ごされがちだった彼らにスポットライトを当ててその悲劇を克明に描きつつ、かつ、単なる時代の犠牲者としてのみ描くのではなく、時代や社会の制約の中とはいえ、自身の意思で「誰と生きるのか」「どこで生きるのか」を選ぶ主体としても描いている。

3 : 名前: やまぴ 2024/10/20 (Sunday) 10:04:53

(いい意味で)そりゃ社会学者が帯書くわって感じ。

4 : 名前: レニ 2024/10/21 (Monday) 02:33:01

時系列をシャッフルする構成は物語技量がないと出来ないし、かつそれがちゃんと物語を魅せる面白さにも繋がっている。

5 : 名前: バレン 2024/10/31 (Thursday) 04:30:31

トーチwebの作者プロフィールにある「クィア的視座から浮かび上がる新たな時間論」のくだりが全く理解できない

6 : 名前: レニ 2024/11/05 (Tuesday) 15:54:22

日本とアメリカ、異性愛と同性愛、善と悪。境界線上に生きる人々の物語は、戦場と化した東京の瓦礫と、歴史の下に埋もれている。疎開先から帰ってきた村田頼子を待っていたのは、再会を約束したはずの級友が、米兵と結婚したという知らせだった。同じ空の下、定められた結婚に苦悩する須藤ハルは、母国に忠誠を誓い生きてきた米兵アーサー・ジロウ・ハシモトと出会う。語られなかった物語を語り、現在に呼び起こす意欲作。

書籍収録情報
線場のひと(上巻)
線場のひと(上巻)