14歳のるり子は放課後、姉の元親友、今日子と会っている。今日子に惹かれるるり子。でもまだ中学生のるり子からは今日子は手の届かない遠い存在にしか思えなくて。るり子を見る今日子の瞳には姉との思い出が映し出される……出会ったのは深夜の喫茶店。お互いに惹かれ合いながら、分かれ道を辿らざるを得なかった二人の過去に何があったのか?るり子の恋の行方は?ページを開けばタバコの煙が漂ってくるようなオシャレな一冊。
姉がポッと出の男と結婚するのに非常に理不尽さを感じました。やはり異性愛規範は解体されねばならない。
とは言いつつも、自分も結局異性愛のコードに乗っかる一人の「山吹くん」に過ぎないのだという現実を突きつけられて責め立てられているようで、心が抉られました。でもそれが気持ちいい…マゾなので…
自分の欲望に素直な女をみると安心する
上位の漫画、タバコ吸ってる女が出てくる作品が多くないですか?
タバコは主体性を持った強い女の象徴なので
九龍と比べてこの作品世界のタバコ煙すぎないか
>>5
それマジ?
表紙に使われてる一枚絵でも手に煙草と口紅が握られてるし、やっぱり重要な象徴なんですよ。それを画面構成と物語の転換点に上手く落とし込んでいて、見事。
恋人とうまくいっていない時に違うタイプの恋愛対象が来て乗り換えるという流れで、異性愛と同性愛の差を意識するようなこともなくとても自然に切り替えるのが良かった。
異性愛規範が解体された、目指すべき世界とはどのような感じなの?
たしかにこの漫画の「姉」もその妹も結局男を選んだけど、かなり等しく扱われてた印象。
>10 ぶっちゃけた話をすると、異性愛規範を解体するのは無理なので、異性愛規範が「ある」ということを出発点に、規範を内部から「攪乱」し、「ずらしていく」ことで、必ずしも最良とは言えない現在のジェンダー規範に対する見方を変えていくことが必要(ジュティス・バトラーの言)
その上で、姉がぽっと出の男と結婚したり(結婚というのも、何故か男女の親密性にだけ対して認められた、ある意味特権的な制度だ)、主人公が最終的に山吹くんと「恋人」ではなく「友達」になったり、というのを見ていると、異性愛規範に対する問題提起とその「ずらし」というか、非常に強いバトラーみを感じた。
>>8
pdfに喫煙が女性規範から逃れる行為とは書かれてるけど主体性を持った行為とは書かれてなくない?
むしろ性規範から逃れようとする試み自体が規範に囚われているという点で規範的ともいえるし
強いて言うなら「富岡多恵子の作品での「たばこ」は、ジェンダー規範を超越し、自我を確立した女性像に賦与される記号の一つとなっている」ってとこだろうか
>5は僕の雑議論だし>8もメモ程度に残してるものなので許してくれ
白黒思考的な世界観。恋愛感情に囚われて苦しむメンヘラが回復する話として僕は読んだ。
14歳のるり子は放課後、姉の元親友、今日子と会っている。今日子に惹かれるるり子。でもまだ中学生のるり子からは今日子は手の届かない遠い存在にしか思えなくて。るり子を見る今日子の瞳には姉との思い出が映し出される……出会ったのは深夜の喫茶店。お互いに惹かれ合いながら、分かれ道を辿らざるを得なかった二人の過去に何があったのか?るり子の恋の行方は?ページを開けばタバコの煙が漂ってくるようなオシャレな一冊。