中高生のときにみなみけを見ていた僕らも大学生や社会人。ハルカやカナも読者に合わせて成長して帰って来た。
でもその成長に伴いギャグも現実的になってしまった。彼女との恋路に勤しむ大学生、家事に追われる社畜生活。そして毎回のように飛び交う下ネタは妙に生々しい。
挙げ句の果てに漫画の中で現実に刺さる説教が始まってくる。「もう23でしょ大学卒業して自立してもいいころよ!」「くだらな…他にすることないの?」「いいからついて来なさい!ダメ人間になっちゃうよ!」…時代の変遷を感じさせて自分がみなみけ、そして高校時代に取り残されているのではないかとの錯覚を覚えてしまう。
だが、そんな風に時代が変わってもみなみけよろしくの優しい家庭空間が存在し続けることに安心感を覚える。やはり家庭って大事なんだろう。