漫画化に当たって通過単位を円にしたりパチンコみたいな非ファンタジーな要素をこれ見よがしに盛り込んでキャラクターの解像度を上げる演出として登用したり、JRPG的な設定を意味もなくふわっと盛り込むだけで具体的な世界観を練ろうともしないなろう系小説への的確な風刺をしている。
業務用餅、六志麻あさ
| 雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
|---|---|---|
| マガポケ | 講談社 |
漫画化に当たって通過単位を円にしたりパチンコみたいな非ファンタジーな要素をこれ見よがしに盛り込んでキャラクターの解像度を上げる演出として登用したり、JRPG的な設定を意味もなくふわっと盛り込むだけで具体的な世界観を練ろうともしないなろう系小説への的確な風刺をしている。
漫画を担当した人はなろう系を本当に小馬鹿にしているんだろうな、というのがひしひしと感じられる。
なろう系で得られる気持ち良さを悉くギャグで上塗りした挙句、自分で創作した感動シーンまでギャグで破壊しかけている。大変良いですね。
石投げるだけなのにハンタばりにめっちゃ説明挟むシーン大好きなんだよな。なろう特有の文明レベルを下げた世界で無双するみたいなののイジリも込められてるし、ストレートに読んでも笑える。
「最後の一撃を当てないとゲームオーバーだけど、仲間を巻き込む広範囲攻撃はできない」という割と真っ当なジレンマにかられてる主人公に、ヒロインが「いやこっちで勝手に防御するからさっさと剣振れや!」って悪しざまに罵倒し始めるの、凄いシーンだなって思った。原作にない王道のバトル文脈を勝手に差し込み、自ら逆手にとってギャグに昇華してる。
「人間には価値があるか否か」という本当に下らねえ話を下らねえレスバトルの応酬で決着させるのも痛快。自分で立てたドラマすら軽くバカにしながら描いてんだろうなって感じる
しかしこの言語センスと煽りスキル、掲示板住人のそれだ
『奈良へ』の劇中作に近い。漫画担当者のなろう系への憎しみがうかがえる。