トーチの借金欄いつの間に消えたん?
トーチの借金欄いつの間に消えたん?
好きだった女子高生がすっかり不良になってて幻想が打ち砕かれるみたいな恋愛の話が詰まっていてこの世は地獄だ。
プレイの延長で家が燃えたけど結果幸せをかんじられる話好き
どんな人間でも救いはあるんだよ
終末観ある
読んだことのないタイプの感動。鮮烈。
俗って美しい幻想の対極にあるからな>抹茶
ずっと作品から感じる異常性について考えていたのだけど、キャラの思考が前のめりになっていることから生じているのではないか、と思った。登場人物たちは自分自身に依拠しながら他者と関わっており、それが僕らに違和感を与えている。ただ後半からそういった印象が薄れていたので、がっかりした。
キャラクターが世界を強烈に勘違いしているという感じ。外からの刺激にみな非常に過敏に反応していて、異常者の行動に見える。そのような設定の人間ばっか。けれども、やはり最後には救いが描かれている。
この単行本には最初から統合失調的な人間が多かったけれども、ある短編では実際に統合失調症だと診断され、治療に向かう女性の姿も描かれている。頭のおかしいキャラクターを漫画に利用してるってわけではないんやな。いびつな主体どうしのコミュニケーションをちゃんと描いてる。
たとえば新興宗教と統合失調症というテーマに対して「どっきん♡ラブぽいずん」というポップなタイトルを付けるやり口。ナンセンスを盾に堂々と生々しいことをやっている。
よくわかるカオス、ニューロンの瞬き、スピード感。心中の吐露を減らして解釈を読者に任せる漫画があれば、キャラが全部発言しちゃうものもあるし、これは後者、というか、不必要な展開、不必要なコマの先に何があるのか?というと情報圧縮の逆、描かれる極めてリアルと救い。死にたい、と言ったアヒル(言ってない)を殺してアヒル鍋にして食べようと考える話が好き。