言わずもがな、名作
言わずもがな、名作
6巻のクリスマス、志村先生ありがとうってなる
松岡女子高等学校への入学とともに、幼少の頃住んでいた鎌倉に引っ越してきた万城目ふみは、入学して早々の登校中に痴漢に遭ってしまう。しかし、そこを藤ヶ谷女学院の生徒に助けられる。10年の月日のために、お互いに相手のことに気付かなかったが、後にその生徒は幼馴染の奥平あきらであったと判明する。交際していた従妹の千津が何も言わずに結婚してしまったことに落ち込んでいたふみは、あきらに「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」と慰められ、あきらとの小学生の時分のことを思い出し、自らの初恋の相手があきらだと気付く。互いに親交を深めてゆく二人であったが、ふみはあきらに強く惹かれるようになってゆく。
いい終わり方や。
終盤の展開は志村貴子史上稀に見る怒涛のまとめ上げであった。物語のたたみ方に関しては今まで(比較的)弱点とも思っていたが、着地点を最初から決めて描けばこういう芸当も出来るんだなと、驚かされた。今まで百合漫画を面白いと思ったことは無くて、この漫画も正直今までは『放浪息子』と比べて期待せずに読んでいたが、この完結に際して、初めて説得力のある面白い百合漫画に出会えたと感じた。また、終盤の感情的な演出に関しては、連載開始当初の志村には出来ない領域にあったと思われるが、志村の能力の向上によって今回実現されているということは特筆に値するだろう。
楽しかった。
最終巻まだ読んでないから適当なコメントしかできないけどエロいですね
放浪息子の「女装」にしてもそうだけれども、たぶん圧倒的な説得力の許で描かれるあーちゃんとふみちゃんの関係性の在り方が偶然世間一般で言う「百合」であっただけで、志村貴子が描こうとしたのは「百合」そのものではないと思うよ。だからねとはさんも楽しめたんじゃないかな。