幻想ギネコクラシー
著者
["沙村広明"]
掲載誌
雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
---|---|---|
楽園 Le Paradis | 白泉社 |
細部
- 8 : 名前: 黒部 2014/11/12 (Wednesday) 19:17:27 2757
「楽園 Le Paradis」で一線を画す、沙村広明が描くギャグとシリアスの異色短編集。「鳳梨娘」「惑星ソラリッサ」「イヴァン・ゴーリエ」など、短編12作からなる作品群で構成されている。うち10作は6ページでありながらどの話もエロもグロもギャグも入っており、世界観はすべて違って読み手を飽きさせない。メタネタ、パロネタ、時事ネタをなくした(本人談)沙村広明も、こんなに面白い。
ランキング情報
2014年漫トロ個人ランキング 2 位 点 抹茶
2014年漫トロ個人ランキング 4 位 点 りんご
2014年漫トロ個人ランキング 17 位 点 森のくまぞー
- 1 : 名前: 黒鷺 2014/11/06 (Thursday) 12:36:51 2112
メタネタ・時事ネタ・パロディを封印=沙村の好きなところが半分死んだ
- 2 : 名前: 森のくまぞー 2014/11/06 (Thursday) 13:37:13 2138
重厚な話からバカバカしい一発ネタまで様々な趣向の短編が12編載っている。こういう沙村は大好物です。
- 3 : 名前: オグリビー 2014/11/06 (Thursday) 14:47:09 2143
『ハルシオンランチ』でメタネタ・時事ネタ・パロディをさんざんやって、「そいいうとこが嫌い」とさんざん言われて、それならとそれらを全部封印して短編を書く。この流れ自体が沙村っぽくて好き。
- 4 : 名前: りんご 2014/11/07 (Friday) 06:53:17 2307
沙村広明の作品に初めて触れたのがこの作品だったので、作風などの情報が全くないまま読んだのだが、割と楽しめた。出てくる女性がみな悟った感じでいるのが好き。一方男はアホばっか出てくる。
- 5 : 名前: 抹茶 2014/11/08 (Saturday) 09:50:39 2479
よくここまで世界観の異なった話を次々かけるなと感心させられる。
- 6 : 名前: ユーカリ 2014/11/09 (Sunday) 08:26:50 2718
天才の小ネタを作品にしてたくさん読ませてくれるのうれしい。
- 7 : 名前: 黒部 2014/11/09 (Sunday) 09:01:45 2734
佐村弘明のギャグ漫画もシリアス・グロな漫画も、どちらも行き過ぎに感じてしまいあんまり好きにはなれなかった。この短編集はそれがどちらもそこそこで両立しており、バランスが取れていて面白い。
巻頭巻末を除く作品は6ページという短いページ数でも起承転結よくまとまっており、シリアスの中にギャグがあったり、ギャグで始まってもシリアスで終わったりする。
その緩急がどの作品にもあり飽きさせない。一番好きなのは巻頭の鳳梨娘かな。本筋のシリアスさにギャグがまぎれていてどこか救いがあるように感じた。どの作品も満足した短編集でした。
- 8 : 名前: 黒部 2014/11/12 (Wednesday) 19:17:27 2757
「楽園 Le Paradis」で一線を画す、沙村広明が描くギャグとシリアスの異色短編集。「鳳梨娘」「惑星ソラリッサ」「イヴァン・ゴーリエ」など、短編12作からなる作品群で構成されている。うち10作は6ページでありながらどの話もエロもグロもギャグも入っており、世界観はすべて違って読み手を飽きさせない。メタネタ、パロネタ、時事ネタをなくした(本人談)沙村広明も、こんなに面白い。