外天楼
著者
["石黒正数"]
掲載誌
雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
---|---|---|
メフィスト | 講談社 | |
メフィスト | 講談社 | |
メフィスト | 講談社 | |
メフィスト | 講談社 | |
メフィスト | 講談社 | |
メフィスト | 講談社 |
細部
ランキング情報
2011年漫トロピー漫画ランキング 21 位 108点
2011年漫トロ個人ランキング 3 位 28点 電球
2011年漫トロ個人ランキング 8 位 23点 はるきねす
2011年漫トロ個人ランキング 14 位 17点 ソータ
2011年漫トロ個人ランキング 15 位 16点 ふわふわ
2011年漫トロ個人ランキング 19 位 12点 usi
- 1 : 名前: 電球 2011/11/07 (Monday) 15:58:51 21
アガペもそうだが、石黒の纏め方って強引ながらも納得させる感じがあって俺は好きだな。
- 2 : 名前: はるきねす 2011/11/09 (Wednesday) 03:39:39 79
最後にマジか~って思った。つながりがすごい。
- 3 : 名前: ねとは 2011/11/09 (Wednesday) 04:29:05 83
まとまってはいるが……チープさは否めない。
- 4 : 名前: nohisama 2011/11/11 (Friday) 19:23:19 150
期待値が高すぎたのかもしれない。そこそこといった感じが否めないのだが
- 5 : 名前: しんや 2011/11/15 (Tuesday) 06:21:28 276
こういうシリアスとギャグの混ぜ方は正直苦手。
- 6 : 名前: ねとは 2011/11/16 (Wednesday) 13:09:46 294
あれあれ? この漫画ベタボメしてた人たちがおったはずやけど、このコメント欄ではベタボメしないんですか??
- 7 : 名前: 電球 2011/11/17 (Thursday) 22:16:06 349
あまり語るとガチのネタバレになるので、コメントとしてアレかなと思い避けていたのだが、まあ書こう。
全体を通して見た際の話のチープさ、違和感は認める。
こういった展開の漫画であれば、徐々にギャグがシリアスに変貌するような気味の悪さ、妙味があってしかるべきだと個人的には思うし、そういった部分は実現できていないのはたしか。アッケラカンとしてて、あまり陰惨とした雰囲気が感じられない部分なんかは石黒の弱みかなと感じたし。ただ、そういった部分を言い訳に、貼られた伏線を「無為」と切り捨てるのは納得がいかないな。
「実は○○ってキャラが後の回で登場してるんです!」ってのは、後付けでも可能な展開だし、瑣末な伏線だと思う。
ただ、後から見てみると、最初から大まかな展開が想定されていたことは暗示されてるんだよな。それは一話と二話で出ていて。
まず、設定に関してはusiの指摘していた、エロカーストによるアリオの暗喩。
(というか、あのエロカーストの構図自体が、人間の欲がもたらした悲劇っていうテーマ自体を暗喩してる気がする)そして、一見関係なさげなズバンの話。
あれは、主役であるアリオが正体を明かされ、凶行に走り、刑事に追い詰められるっていう大枠を示してて、記者とズバンの掛け合いと、アリオと芹沢とのやりとりとかまんま同じ。
そういうのは上手いなと感じました。露骨な大友克洋オマージュのコマとかも散見されたりと、石黒の今まで見せていた側面の内、一部が濃縮されて出てきた印象で最近の落ち着いた石黒作品の中でも、光るもののある一作だったと思います。
- 8 : 名前: 電球 2011/11/17 (Thursday) 22:31:40 350
ちなみに、「今まで見せていた要素が濃縮して」ってのはミステリギャグについても指してる。
第三話の叙述トリック、第四話での密室の館モノ、第五話のダイイングメッセージに第六話のアリバイと、ミステリギャグとしてのパロディ対象が多岐に渡っていたのも良かった。
- 9 : 名前: ねとは 2011/11/18 (Friday) 02:02:32 351
ぐうの音も出ねェ
- 10 : 名前: usi 2011/11/21 (Monday) 02:23:05 483
電球さんが語ってくださったので反論は割愛。ただ後半の転がり落ちっぷりは陰惨とは言えないものの独特のシリアス感が全体を締めていると思います。こういう単巻の漫画が増えて欲しいです。