ロッタレイン
著者
["松本剛"]
掲載誌
雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
---|---|---|
月刊IKKI | 小学館 | |
月刊IKKI | 小学館 |
細部
ランキング情報
2017年漫トロ個人クソランキング 5 位 点 ともお
2017年漫トロ個人クソランキング 5 位 点 黒鷺
2017年漫トロ個人ランキング 2 位 点 レニ
2017年漫トロ個人ランキング 3 位 点 黒部
2017年漫トロ個人ランキング 5 位 点 kurabo(仮)
2017年漫トロ個人ランキング 6 位 点 @realDonaldTrump
2017年漫トロ個人ランキング 13 位 点 ピラタス
2017年漫トロ個人ランキング 14 位 点 ふゆ
2017年漫トロ個人ランキング 15 位 点 りるっと
2017年漫トロ個人ランキング 16 位 点 りんご
2017年漫トロ個人ランキング 18 位 点 ならシカ
2014年漫トロ個人ランキング 12 位 点 らふぃーる
- 1 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/28 (Saturday) 23:47:26 4268
カレーに入れる肉の好みの共有とか、いたるところでセックスの予感が散りばめられていて、最後の最後でやっぱりセックスしたのがもう腹立たしくて仕方がない。男は5年後も、10年後も、ずっと当時の少女の柔肌を思い出してはオナニーするのかと思うと、ひどく惨めで嫌な気持ちになる。(一応言っておくと、6年後に少女が男の元に戻ってくる訳ねぇだろ。先を濁しているのは男の無駄な期待に寄り添ってるだゾ)
- 2 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/28 (Saturday) 23:53:21 4269
でもその自己憐憫オナニーが好き…… 俺は感傷マゾなので……
- 3 : 名前: kurabo(仮) 2017/10/29 (Sunday) 17:20:00 4298
主人公が惚れたのは最初の方で成人女性で嫌な思いをしたから、というの誰も言わなかったのなんでよ
気づけなくて恥ずかしい。序盤真面目に読んでなかった(言い訳)
- 4 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/29 (Sunday) 17:42:50 4305
1巻表紙のインパクトやろなぁ。あと登場人物に異常性を見出しすぎていたからかもね。まあ異常者なんだけど。みんな「魔性」って言葉に頼り過ぎてた。ともあれあんな生々しい浮気を目撃したら、穢れを知らない少女へ意識が向いてしまうのは仕方ないよね。
- 5 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/29 (Sunday) 17:48:46 4306
成人女性への不信感は最後まで引きずられていて、コンビニのお姉さん(名前忘れた)の、6年もあればヒロインもお前のこと見放すぞっていう助言に主人公は耳を傾けない。ヒロインが主人公を置き去りにして東京を去ってしまったという裏切りから目を背けてるんだよね。主人公の希望に応えるようにヒロインは病室にやってきて、身体を重ねる訳だけど、これがいけない。彼女は処女じゃなくなった、つまり主人公を再び裏切り得る大人の女に変わってしまったんだよ。作中では触れられないまま終わるけど、6年経っても彼女はきっと帰ってこないよ。
- 6 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/29 (Sunday) 17:55:25 4307
でも異常者の少女性愛っていう題材と、果たされない約束っていうロマン主義的な予感が、ん゛気゛持゛ち゛い゛い゛
- 7 : 名前: kurabo(仮) 2017/10/29 (Sunday) 18:12:36 4310
>>5(レスの付け方これでいいのか?)
確かにそうだなあ。でも、座談会では触れられなかったけど最後、突然帰っちゃったのは裏切りなのか?
急に冷静になって、どうしたら一緒になれるか考えた結果なのかと思ってた
- 8 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/29 (Sunday) 18:24:35 4314
>>7
書き置きもなく帰ったら、仮に本人がそのつもりがなくても裏切りやで。なぜ少女が主人公を裏切ったか、処女厨的な視点で考えると、奥野からキスをされたから。当人の好意の有無は問わず、キスは呪いのように少女を穢し、恋人を裏切ってしまうような大人の女に成長させてしまったんや。
- 9 : 名前: kurabo(仮) 2017/10/29 (Sunday) 18:34:14 4318
>>8
なんで何も言わずに帰ったの?裏切ったって言うけど6年後の話とかセックスとかするし裏切ってるって言うのがよくわかんない確かに6年後にまたくっつくって言うのはあまり現実的に思えないけどね
- 10 : 名前: kurabo(仮) 2017/10/29 (Sunday) 18:39:03 4320
でも最後に思い出作ったし、もしかして…
- 11 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/29 (Sunday) 18:43:18 4322
>>9
裏切りって言うのは少女の主体的な感情というより、構図の問題やね。冒頭の浮気の目撃から、「成人女性(非処女)=自分を裏切る存在」っていう認識が主人公には根付いている。親父さんもよその女のとこに行ったっていうトラウマもあるしね。少女がなんで何も言わずに帰ったかというと、メタで言えばそういう裏切りの構造を明確にするためだろうし、単純に思春期の少女の不安定さ、突発性から来る行動だと思う
- 12 : 名前: ふゆ 2017/10/30 (Monday) 03:13:00 4346
1巻の表紙の真っ赤な唇がとても印象的で好きだったので、2巻以降は塗られてなくて残念。
- 13 : 名前: ふゆ 2017/10/30 (Monday) 03:21:53 4347
奥野くんが主人公を陥れるために行ったこととか、少女に執拗につきまとったこととかを考えると、やはり魔性がある気がする。主人公母子を捨てて父親は他の女を選んだわけだけど、少女の母親も昔は美しくて魔性的だったのかな。
- 14 : 名前: kurabo(仮) 2017/10/30 (Monday) 03:55:22 4348
>>13
主人公もまた父親が選んだ女の娘に惹かれて、他を省みず選んでしまったんだなあ。
でも奥野くんについては彼が異常だったのでは?甘やかされてそうだったし、モテモテだったし。奥野くんはモテモテだったけどそれほど多くの男を惹きつけた訳でもない
- 15 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/30 (Monday) 07:46:17 4355
これは人間の愚かさの賛歌や。血の繋がらない家族、少女と青年の恋愛、嫉妬と報復、逃避行、裏切り。全部ある。
- 16 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/30 (Monday) 07:58:50 4359
3巻の海に入るシーンから打ち上げ花火までが最高に気持ちいい。『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の完全上位互換。
- 17 : 名前: レニ 2017/10/30 (Monday) 11:08:28 4366
あらすじってここに書くってことでいいんですか?
- 18 : 名前: りんご 2017/10/30 (Monday) 12:57:48 4379
あらすじはここに書いてもいいし、ランキング登録のページで細部のとこに書いてくれればこのページの一番上に表示される。
- 19 : 名前: レニ 2017/10/30 (Monday) 13:22:40 4381
ありがとうございます。ではここに置いておきますね。
- 20 : 名前: レニ 2017/10/30 (Monday) 13:22:50 4382
母、恋人、職。全てを失った男・玉井一の前に現れたのは、かつて家族を捨てて他の女性と再婚した父と、彼の再婚相手の連れ子である血の繋がらない13歳の義妹・初穂だった。父に連れられ新たな土地、新たな家族の下で生活を始めた一と、そんな彼を拒絶する初穂だったが、初穂の母の死をきっかけに、二人は急速に関係を深めていく。一に好意を寄せる初穂とは裏腹に、一は妹に対する家族の情愛と、13歳の少女に対する男の性愛、初穂に対する二つの気持ちの間で葛藤する……。この関係はどこへ向かうのか?静かに熱く紡がれる、性と愛と別れの物語。
- 21 : 名前: レニ 2017/10/30 (Monday) 15:46:51 4420
主人公はかつて許されない感情から家族に亀裂を入れた父を憎むも、皮肉にも父と同じく許されない感情から新たな家族に亀裂を入れてしまう。花火のシーンで一を突き飛ばす澄也は、父を拒絶した一の姿そのものだ。
- 22 : 名前: 黒鷺 2017/10/31 (Tuesday) 05:49:29 4452
登場する男たちに通底する"自分の所有物(だと思っているもの)"に対する執着の強さが、読んでいて毒のように気分を害してくる
- 23 : 名前: りるっと 2017/11/01 (Wednesday) 10:38:13 4584
思春期の女の子の熱しやすく冷めやすい気持ちにうっかり乗せられた大人が、取り残されたまま切ない。
- 24 : 名前: ふゆ 2017/11/01 (Wednesday) 13:55:38 4623
>>22
弟の澄也が姉を取られまいと一を突き飛ばしたのもそういうこと?
- 25 : 名前: @realDonaldTrump 2017/11/01 (Wednesday) 13:58:15 4626
あれは闖入者への純粋な拒絶だと思う
- 26 : 名前: 黒鷺 2017/11/01 (Wednesday) 17:02:36 4642
俺はあそこで、この子供がまさに母親を置いて逃げた父親から生まれ、今まさに姉を奪っていこうとしている主人公の弟であることを痛感したよ
- 27 : 名前: 黒鷺 2017/11/01 (Wednesday) 17:22:01 4644
でも、そういう気質をあたかも血の業であるかのように描いているところにも、気色悪さを覚えた
- 28 : 名前: kurabo(仮) 2017/11/02 (Thursday) 05:59:41 4660
確かに澄也は父に甘える描写があまりなく、姉に甘えている描写が多かったからそういう意図はあるように思える。
でもあれだけ家庭を乱されたら、そんな遺伝子なくても強く拒絶するよな。
- 29 : 名前: ばいたると 2017/11/03 (Friday) 05:47:15 4776
3巻の最後でベットに入って完結して、終わりなの?感がすごかった。6年後?をちょろっと描いてもらったら高評価したと思う。
- 30 : 名前: QP 2017/11/03 (Friday) 09:58:50 4816
全てを失った青年が少女に出会い、社会復帰をしようとするもまた失敗して最初の状態に戻る。しかし青年には少女の繋がりだけが残るというような物語を描きたかったのだろうけど過程がね...
- 31 : 名前: @realDonaldTrump 2017/11/06 (Monday) 11:37:25 5001
「暴風と海との恋を見ましたか」という鶴彬の句は、二人の恋の激しさのみならず、それが一時的なもの過ぎないということを暗示しとるんやろな