プリンセスメゾン
著者
["池辺葵"]
掲載誌
雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
---|---|---|
やわらかスピリッツ | 小学館 |
細部
- 7 : 名前: りんご 2015/11/02 (Monday) 15:01:52 2955
居酒屋で働く沼ちゃんはマンションを買うことを夢見ている。彼女は理想と現実をすり合わせながら、これからの生活について思いを巡らせていく。そうしているうちに、彼女自身の生活が変わっていき、不動産会社の人たちとも仲良くなった沼ちゃん。彼女はひたすら家を買うという夢に向かう。東京オリンピックで沸き立つこの街には、彼女のように思い悩む人がたくさんいる。親の電話をあしらいながら、どことない孤独感を感じる日々。友達を呼ぶこともない狭い家で、小さな湯船に一人身を浸す夜。それでもみんな生きてゆく。夜景に広がる灯り一つ一つが、彼女らの生活のともし火。女性の生き方を取り上げた、心にしみる一作。
ランキング情報
2015年漫トロ個人クソランキング 2 位 点 オグリビー
2015年漫トロ個人クソランキング 2 位 点 某田
2015年漫トロ個人クソランキング 4 位 点 りるっと
2015年漫トロ個人ランキング 1 位 点 りんご
2015年漫トロ個人ランキング 1 位 点 おかか
2015年漫トロ個人ランキング 2 位 点 ピラタス
2015年漫トロ個人ランキング 6 位 点 黒鷺
2015年漫トロ個人ランキング 9 位 点 ユーカリ
2015年漫トロ個人ランキング 15 位 点 kurabo(仮)
2015年漫トロ個人ランキング 20 位 点 ならシカ
2015年漫トロ個人ランキング 23 位 点 りるっと
2015年漫トロ個人ランキング 23 位 点 yagi
2015年漫トロ個人ランキング 26 位 点 ともお
- 1 : 名前: 黒鷺 2015/10/31 (Saturday) 15:53:21 2776
これは高度に文明化された資本主義社会の孤独を描いた漫画やねん。彼女には家族もなく友人もなく居酒屋のバイトしかない。そして恐らく多くを失った過去がある。もう彼女は、買えもしないマンションを探す幻想にすがるしかないんだよ。遠景で見れば立体に密集する蜂の子のように暮らす東京都民のそれぞれが、うまく言葉にできない孤独を抱えてる描写が心に来る。バリバリ働いて週末は友人が遊びに来るけど、普段は一人で眠る夜。目が冴えて、いつ死ねるのかと思いをはせる。すげぇ寂しいやん。それでもまた朝が来て日が射して、生きていかにゃならんねん。寂しいなぁ。でも話が進むにつれて沼越ちゃんにも友達ができるんだ。理想の部屋で想像する生活はもう一人じゃないんや。良い話だなぁ。
- 2 : 名前: 黒鷺 2015/10/31 (Saturday) 15:58:38 2777
でも、作者はこう生きるべきという答えを示してるわけじゃなくて、貧富の差は指摘しつつも、結局個々人が満足できるかに収斂させてると思う。
- 3 : 名前: りるっと 2015/11/01 (Sunday) 04:48:28 2832
おうちがいちばんだね。もっとひっそりとした順位にいてほしかった。
- 4 : 名前: 黒鷺 2015/11/01 (Sunday) 05:01:29 2835
光の描き方が上手いのでWEB媒体と相性がよかった。
- 5 : 名前: yagi 2015/11/01 (Sunday) 17:46:01 2895
絵や雰囲気は好きだったけど読んでて自分の将来が不安になった
でも確かに終盤友達できてたし思ってたよりも平和な話だったのかも
- 6 : 名前: オグリビー 2015/11/02 (Monday) 09:27:27 2938
「マンションという幻影」も理解できないし、柔らかい絵も読みにくさにしか感じなかった。肌に合わない漫画だったな。
- 7 : 名前: りんご 2015/11/02 (Monday) 15:01:52 2955
居酒屋で働く沼ちゃんはマンションを買うことを夢見ている。彼女は理想と現実をすり合わせながら、これからの生活について思いを巡らせていく。そうしているうちに、彼女自身の生活が変わっていき、不動産会社の人たちとも仲良くなった沼ちゃん。彼女はひたすら家を買うという夢に向かう。東京オリンピックで沸き立つこの街には、彼女のように思い悩む人がたくさんいる。親の電話をあしらいながら、どことない孤独感を感じる日々。友達を呼ぶこともない狭い家で、小さな湯船に一人身を浸す夜。それでもみんな生きてゆく。夜景に広がる灯り一つ一つが、彼女らの生活のともし火。女性の生き方を取り上げた、心にしみる一作。
- 8 : 名前: ホリィ・セン 2015/11/03 (Tuesday) 17:19:05 3059
「モチイエ女子」って女性のエンパワメントっぽくて良いなと思った(フェミ並感)
- 9 : 名前: 黒鷺 2015/11/04 (Wednesday) 00:30:31 3074
それはお前が寂しくないからだ>オグリビー
- 10 : 名前: ともお 2015/11/04 (Wednesday) 10:49:35 3108
モデルルームに焦点を当てたお仕事漫画という側面があり、そこも面白かった
ところでこの表紙は...沼ちゃんの思い描くプリンセス像ということなのかな(登場してたらすいません)
- 11 : 名前: ともお 2015/11/04 (Wednesday) 10:55:39 3111
15話読んで、心開いきたなぁと思うと同時に、沼ちゃんの表情の記号化がやや進んでいる感じで心配になりました
http://yawaspi.com/princess/comic/015_001.html
- 12 : 名前: ともお 2015/11/04 (Wednesday) 10:55:55 3112
↑開いてきたなぁ
- 13 : 名前: おかか 2015/11/05 (Thursday) 07:16:49 3140
無言の描写が多いところから見ると、沼ちゃんは行動力はあるのだが、元々コミュニケーションを取ることがそんなに得意では無かった
前半の沼ちゃんは自分との共通点が多く親近感を持ち、応援したいと思いながら読み進めていった
ところが後半では沼ちゃんのセリフが徐々に増え、不動産屋の人達に心を開いていくところが見て取れる。
無謀な夢を持ちながらも行動にうつし、人間関係の輪を広げつつ実現に向けて動いている彼女に対して、最終的には親近感ではなく尊敬の念を抱いた。
今後、彼女がどう変わっていくのか期待させられる漫画だった。
- 14 : 名前: ユーカリ 2015/11/06 (Friday) 09:33:51 3205
暮らしの尊さと生きることの孤独が美しく描かれている。
つまり「おこだわり」に通じるものがある。
- 15 : 名前: kurabo(仮) 2015/11/07 (Saturday) 12:45:08 3290
この主人公はマンションを買うつもりがあって見に行ってるわけではないね?
雰囲気がいい感じで何となく心情が伝わってくる
しかし、主人公は何がしたいんだろう。部屋は趣味で見に行ってる、フリーターで目的もなくただ暮らしている、そんな日常の漫画だっただろうか
- 16 : 名前: ピラタス 2015/11/07 (Saturday) 16:58:42 3321
沼ちゃん幸せになってほしいですね
- 17 : 名前: ならシカ 2015/11/07 (Saturday) 18:26:45 3326
寂れたアパート、ひとりで暮らすマンションの一室。空気感が好き。
- 18 : 名前: 某田 2015/11/07 (Saturday) 19:02:27 3334
家をモチーフとして生活、ひいては人生とは何なんや、を描く漫画だと思っているのだけど、沼ちゃんにとってのマンションはゴールであって、そこに付随する生活のイメージはあまり湧いてこないんだよなぁ。空虚だよ。沼ちゃんは通帳の預金額とかガス代の請求に一喜一憂しつつ、マンション購入のために地道に努力をしていく、んじゃなくてクリームソーダシティ直行を目指すためにシャイラしたほうがいいよ。
- 19 : 名前: 某田 2015/11/07 (Saturday) 19:09:46 3336
>>kurabo これからは1LDKに絞るって言ってるしマジに買うつもりじゃねーの?
- 20 : 名前: りんご 2015/11/08 (Sunday) 06:52:59 3397
連載分では沼ちゃんが不動産の人たちとパーティーをする想像をしているシーンが入ってきてて、実生活と家を買うという夢が互いに呼応しているのを感じた。生活に関するイメージは湧いてきているんじゃないかな。
- 21 : 名前: 黒鷺 2015/11/08 (Sunday) 14:59:07 3456
「将来の夢は何ですか?」ってゴールしか与えられない教育を受けてきたワシらに持続的な目標を立てることなんかでけへんねや。