大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック
著者
["植芝理一"]
掲載誌
雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
---|---|---|
月刊アフタヌーン | 講談社 |
細部
ランキング情報
2017年漫トロ個人クソランキング 1 位 点 まるた
2017年漫トロ個人クソランキング 1 位 点 オグリビー
2017年漫トロ個人ランキング 4 位 点 清盛
2017年漫トロ個人ランキング 8 位 点 りんご
2017年漫トロ個人ランキング 15 位 点 黒部
2017年漫トロ個人ランキング 21 位 点 ホリィ・セン
2017年漫トロ個人ランキング 23 位 点 ならシカ
- 1 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/29 (Sunday) 10:16:13 4281
なぜ亡き父の記憶が、主人公にフラッシュバックして蘇るのか。
答えはタイトルにある。そう、主人公の母は大蜘蛛ちゃんならぬ後家蜘蛛ちゃんなのだ。後家蜘蛛のメスは生殖後、番いのオスを食べてしまうことで有名だ。大蜘蛛ちゃんもきっと、抑えられぬ衝動のまま夫を殺してしまったのだろう。フラッシュバックされる記憶は、今際に見えた走馬灯なのだ。
では、なぜその走馬灯を主人公が見るかというと、やはり主人公も大蜘蛛ちゃんに殺されてしまうからだ。父が体験した大蜘蛛ちゃんとの青春を、主人公は走馬灯を通して追体験してゆき、彼もまた大蜘蛛ちゃんに恋してしまう。フラッシュバックが進むにつれて、二人の関係もただならぬものになり、ついには近親相姦に至る。走馬灯と現実の歩調が一致したとき、主人公は大蜘蛛ちゃんに殺されてしまう。今際に見える彼女の顔は、父が見たそれとぴったり重なるのだ。
いや~怖いっすね。俺の勝手な推測だけど。
- 2 : 名前: kurabo(仮) 2017/10/29 (Sunday) 14:35:55 4289
血の轍と違ってお母さんの見た目がお母さんっぽいので気持ち悪い
- 3 : 名前: 黒鷺 2017/10/31 (Tuesday) 06:34:18 4471
脳汁出る表紙だ。2話を読むと1話と全く同じ情報量なのでフラッシュバック感が味わえる。
- 4 : 名前: @realDonaldTrump 2017/10/31 (Tuesday) 15:16:26 4508
『血の轍』の母は聖母的というか、畏怖する対象としての側面が描かれてる反面、「大蜘蛛ちゃん」は健やかにエロティックな女性を描いているからな。『血の轍』にはエロさがなくて、たとえばキスには不快感すら覚える(ぶにゅっ)
- 5 : 名前: ふゆ 2017/11/01 (Wednesday) 14:17:22 4637
ブルマにセーラー服にと、次はなんのコスプレをしてくれるのかな~と思いながら読んでる。風呂上がりにバスタオルを巻いてるシーンで、お尻の肉の線が描かれてるのとか母親を性的な目で見ているのがひしひしと伝わってくる(これが恋してるということ?)。
高頻度で前作のネタが出てくるので、またか~という気持ちになる。
- 6 : 名前: ならシカ 2017/11/03 (Friday) 04:14:12 4764
絵がいいよね。可愛すぎない程度に可愛いお母さん。
- 7 : 名前: りんご 2017/11/03 (Friday) 20:05:49 4839
アフタで8年続いた連載を二つも持つ漫画家はこういう作品を描いてるんやなあ、と思った。
- 8 : 名前: オグリビー 2017/11/04 (Saturday) 05:24:51 4865
こんなんマガジンでもどこでも書けるやん。今年の群雄割拠のアフタからわざわざこれいれるか?(義憤)
- 9 : 名前: ホリィ・セン 2017/11/05 (Sunday) 20:05:18 4980
植芝理一のフェティシズムには後ろ暗さがあまりないよね。同じ母へのフェティシズムを扱いながらも深淵へと向かっていく押見修造とは好対照。メガネにブルマ、画面のゴチャゴチャした感じがノスタルジーを感じさせてまた良い。