君のくれるまずい飴 冬虫カイコ作品集
著者
["冬虫カイコ"]
掲載誌
雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
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細部
ランキング情報
2019年漫トロ個人ランキング 6 位 点 のび
2019年漫トロ個人ランキング 15 位 点 ぴぴぽん
2019年漫トロ個人ランキング 20 位 点 がなり
2019年漫トロ個人ランキング 22 位 点 Guillome
2019年漫トロ個人ランキング 30 位 点 コト。
- 1 : 名前: 1353 2019/10/27 (Sunday) 05:32:28 6002
書き込みの量も少ないし、展開も唐突で設定も不十分
批評性はあるのかもしれないけどあまりにも読者の解釈に委ねすぎで、思わせぶりな表現をしながらテーマが殆ど無い、サブカルあるあるパターンだとおもった
- 2 : 名前: レニ 2019/10/27 (Sunday) 06:28:25 6030
物語は無いけどテーマはあるで。それはお前が女子高生じゃないから読み取れてないだけや。
- 3 : 名前: ファービー 2019/10/27 (Sunday) 07:25:10 6033
むしろテーマがわかりやすいサブカルだと思うんですが…
- 4 : 名前: レニ 2019/10/27 (Sunday) 10:12:52 6040
座談会では人間関係の話中心だったけど、思春期っていうのもかなり重要な要素だよね。満月に殴られる描写で初潮を表現するの、美しさと痛みとインパクトが両立してて凄いと思った。
- 5 : 名前: 1353 2019/10/27 (Sunday) 13:54:01 6050
無いというのは語弊があった。ただ女子高生の思春期の繊細な心なんてありきたりなテーマな上に、掘り下げも浅いし新規性も独自性も感じな買った
その割に簡単な絵柄で迂遠な表現して言いたいことを読み取ってください!って丸投げする態度はいかがなものかと思う。
- 6 : 名前: レニ 2019/10/28 (Monday) 07:24:23 6096
そうか?ありきたりなテーマかもしれないけど、簡単な絵柄だからこそそっけない残酷さが際立つし、2ページだけのとかは別にして大抵の作品にはちゃんと補助線が引かれてるから、丸投げではないと思うけど…
- 7 : 名前: みかんばこ 2019/10/28 (Monday) 11:34:13 6110
短編とはいえテーマを描くならちゃんと話の中で結論を出すべきだと思う。この漫画は問題提起で止まってしまっている
- 8 : 名前: ファービー 2019/10/28 (Monday) 12:20:23 6118
他人をわかった気になるなというメッセージ性だけで、十分短編として成立してると思うが…。
- 9 : 名前: Guillome 2019/10/28 (Monday) 14:58:30 6150
人間の残酷な部分がよく描かれてるな、と思ってたけど、単にJKが残酷だっただけなのかもしれない
- 10 : 名前: レニ 2019/10/29 (Tuesday) 23:29:06 6292
生臭さ、人間臭さ、抑圧、不安、自己否定。様々な感情が纏わり付くように伝わって来て、気持ち悪さが心地よい。
- 11 : 名前: レニ 2019/10/29 (Tuesday) 23:30:16 6293
特に目の書き方が好き。極めてシンプルな線で巨大な感情を伝えてくる。
- 12 : 名前: がなり 2019/11/04 (Monday) 08:52:31 6411
ざらっとするイヤな感じの話が多くてよかった。理解がたりてない話もありそうだけど
- 13 : 名前: のび 2019/11/06 (Wednesday) 05:46:42 6491
落ち込んでる時に初めて読んで、心の奥底がざわざわしたの覚えてる。言い表しにくいけど、内に秘めてた感情を揺さぶられた感じ。
- 14 : 名前: レニ 2019/11/06 (Wednesday) 16:15:44 6522
魚になっていく親友をプールで世話する話と、友人がドロドロに溶けていく話が好き。真の意味で相手に寄り添うことの難しさ、かわいそうな相手に手を差し伸べることに内在する優位性や権力性のまなざし。
- 15 : 名前: レニ 2019/11/06 (Wednesday) 16:21:25 6523
一見投げっぱなしに見える話も、我々のコミュニケーションが本当は薄氷の上に立っているかのように脆く、唐突に露呈するその裂け目の怖ろしいことを、鋭く刺すように突き付けてくる。
- 16 : 名前: のび 2019/11/07 (Thursday) 08:45:11 6539
「私たちはずっと同じだったはずなのに、なぜ誰も別れが恐ろしくないんだろう。」新星・冬虫カイコの12編からなる作品集。女性同士の歪な友情を描いた表題作『君のくれるまずい飴』をはじめ、『泳ぐ魚』では引っ越し先の漁村に馴染めない主人公の嫌悪感、『適者生存』は人魚になってしまった親友の残酷さ、『やさしい棺桶』では死んでしまった親友に対する憎しみや絶望を、『春の蛹』は卒業による寂しさや焦燥が、思春期を生きる繊細な少女たちを丁寧な絵柄で描かれている。
- 17 : 名前: ぴぴぽん 2019/11/07 (Thursday) 14:02:43 6543
手紙に「死ね」って書いてある話とか短すぎるのかもしれないけど、だからこそ印象的だし女性特有の表面上だけの友情がよく描けてると思う。